メロンの子っこ(子供)の漬物(浅漬けでね)
  • 美味しい!

メロンの子っこの漬物(浅漬けでねっ)

北海道では「~の子供」のことを「~のこっこ」と呼んだりします。
(北海道だけではないのかな?)
メロンの子っことは、そう、メロンの子供のことです。

「メロンの子供って何?」

メロンは育っていくと、いっぱいの果実(メロンそのものね)を実らせるのですが、そのまま放っておくと全体的に栄養を与えることになり、大きさもまばらで味が薄くなったりして、美味しいメロンができません。

そのため、まだ果実(メロン)が小さいうちに、ある程度の数に絞る、間引くのです。美味しく育ちそうなものを決めて残し、それ以外は切ってしまいます。
これを『摘果(てきか)』と言います。美味しいメロンを作るためには、どうしてもこの摘果が必要なんです。

「じゃあ、切られたメロンは?」

そう、この摘果により切られたメロンが、メロンの子っこ(子供)なんですね。

メロンの子っこ(子供)

これを捨てるなんて、もったいない、もったいない。

北海道ではこの時期、それ程多くはありませんが、スーパーなどでメロンの子っこが販売されたり、農家さんからもらったりします。
でも、同じ道民でも知らない人は多いかも?
(私も知ってはいましたが、実際に食べたのは今回が初めて。)
地域によって差はあると思いますが、同じ北海道でも、むしろ札幌の方が、こういうものは手に入りずらいんでしょうね。

今回は、このメロンの子っこを漬物としていただきました♪

昆布を入れてお好みの塩加減で調整し、一日二日おいておくだけの浅漬け。
このシンプルさがいいんですよ~

きゅうりのパリッとした食感に似ていますが、きゅうりよりは柔らかく、その分モグモグとした珍しい食感がいいですね~
まだメロンの甘さはありませんが、青臭くなく、ほんのりとした甘さ、素朴さがくせになります。

メロンの子っこ(子供)の浅漬け(お好みで七味など) お好みで、七味唐辛子やお醤油をちょっぴりかけても美味しいですよ〜

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